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老舗バッグブランドから生まれた新ブランド『Her Schedule』
明治から脈々と息づくバッグ作りの歴史 『傳濱野はんどばっぐ』
代官山ショップに女優やモデルが密かに通う『FRUTTI DI BOSCO』
ヴェネツィアで誕生ブランドのWEB限定『ジャーダ ロベルタディカメリーノ』
軽量バッグが特徴の Made in Japan ブラ ンド『cooga』
日本最大のクロコダイル専門店 『池田工芸』
ヒーローやヒロイン達から次々と指名を 受け続けるブランド『PROTEX』
シームレスなデザインを目指して生まれたステッチ0の仕立て『SLUR』
創業140年銀座の老舗、洋装の源流『ギンザのサヱグサ』
MCF称号&ミシュラン掲載のフレンチ『レストラン パッション』
宮内庁御用達×アーティストの限定アイテム『漆器 山田平安堂』
ラボグロウンピンクダイヤモンド専門ジュエラー『ALAYA』
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金属のローラーではなく、メノウで磨く理由。それは、クロコダイルの革をいたわるため。先端に取り付けられたメノウは熱伝導率が低く、クロコダイルの表革を磨く際に摩擦熱が発生しにくい。だからクロコダイルの革が傷みにくいんです。 「メノウでグレージングしたら、ほんとに艶が出るから、 それを見てもらいたいですよね」 その工程を一つ一つ丁寧に説明しながら撮影に協力してくれた職人。 磨きをかける前の革でも、決してくすんでいるわけではありません。元々の革も、それ自体が十分に美しい上質なものでした。ところが、その革の表面をメノウが数回往復するだけで、見ているそばから明らかに輝き方が違ってきます。 光沢のある革というと、表面にエナメル樹脂をまとわせるパテントレザーやラメをちりばめたパール加工のレザーなどが思い浮かびますが、そうした光沢とは異質の光沢でした。光らせるための何かを付け足すのではなく、素材そのものが輝く。クロコダイルレザーが「宝石」と呼ばれる理由が分かった気がしました。